日本共産党釧路市議団主催で、7月21日(土)に立教大学名誉教授の浅井春夫さんを講師に迎えて「自治体・地域でやるべきこと」と題して、子どもの貧困を考える学習講演会を交流プラザさいわいで開催しました。約100人の市民の方が参加されました。
各自治体での子どもの貧困対策では、「子どもの貧困対策部局を各自治体で開設すること」や「就学援助制度の拡充」「給食費補助制度」などの事例が示されました。
浅井先生は、国は法律があるが、具体的な対策は自治体でという考えがある中で、釧路市でも「子どもの貧困対策条例」を制定し、具体的な対策を行っていくことを強調されました。私たちは、9月議会に条例提案をする予定です。
参加した市民の方からは、ある自治体で貧困から総入れ歯になった中学生の話を聞いて「釧路から、中学生が総入れ歯になるような状況を決して作ってはならない」といった感想や、「オスプレイの1機分の予算を貧困問題にまわすだけで、問題が解決できるのではないか」といった意見をいただきました。